問題(2)は、三角形の辺の長さと外接円の半径、および角度の関係を表す正弦定理を用いて解きます。正弦定理は以下のように表されます。
\( \frac{a}{\sin A} = \frac{b}{\sin B} = \frac{c}{\sin C} = 2R \)
ここで、\(a, b, c\) は三角形の辺の長さ、\(A, B, C\) はそれぞれに対応する角度、\(R\) は外接円の半径です。
この問題では、\(b = 4\sqrt{3}\) と \(R = 4\) が与えられています。求めるのは角度 \(B\) です。正弦定理より、
\( \frac{b}{\sin B} = 2R \)
となります。ここに与えられた値を代入すると、
\( \frac{4\sqrt{3}}{\sin B} = 2 \times 4 \)
\( \frac{4\sqrt{3}}{\sin B} = 8 \)
\( \sin B = \frac{4\sqrt{3}}{8} \)
\( \sin B = \frac{\sqrt{3}}{2} \)
となります。
\( \sin B = \frac{\sqrt{3}}{2} \) から、\(B\) の値を求めます。\(\sin B\) が \(\frac{\sqrt{3}}{2}\) となる角度 \(B\) は、\(60^\circ\) と \(120^\circ\) です。したがって、\(B = 60^\circ\) または \(120^\circ\) となります。
問題(3)も正弦定理を用いて解きます。与えられた条件は \(a = \sqrt{2}\), \(A = 45^\circ\), \(B = 120^\circ\) です。求めるのは \(b\) です。正弦定理より、
\( \frac{a}{\sin A} = \frac{b}{\sin B} \)
となります。ここに与えられた値を代入すると、
\( \frac{\sqrt{2}}{\sin 45^\circ} = \frac{b}{\sin 120^\circ} \)
\( \frac{\sqrt{2}}{\frac{1}{\sqrt{2}}} = \frac{b}{\frac{\sqrt{3}}{2}} \)
\( 2 = \frac{b}{\frac{\sqrt{3}}{2}} \)
\( b = 2 \times \frac{\sqrt{3}}{2} \)
\( b = \sqrt{3} \)
となります。
(2) \(B = 60^\circ, 120^\circ\) \\(\boxed{B = 60^\circ, 120^\circ}\\)
(3) \\(\boxed{b = \sqrt{3}}\\)